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2009年9月29日 (火)

マイク・オールドフィールド:チューブラー・ベルズからインカンテイションズ

マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield):チューブラー・ベルズ(Tubular Bells) マイク・オールドフィールドについては、思い入れの強さからかなかなか筆が進まなかったが、『チューブラー・ベルズTubular Bells』から『インカンテイションズIncantations』の初期4部作について書いてみようと思った次第。

1973年にヴァージン・レコード第1弾として発売されたマイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』は、まさに衝撃的だった。若干19歳のマルチプレーヤーが、十数種類もの楽器を一人で録音し、デジタル機器もない時代に2300回に及ぶオーバーダビングを繰り返して1年余りかけて完成させた作品。7/8拍子、8/8拍子で奏でられる印象的なイントロは、ウィリアム・フリードキン監督が「今最も新しい音楽だ」として、映画『エクソシスト』のテーマ曲に使用された。それがまた『チューブラー・ベルズ』の知名度を高めることになり、結局全世界で1700万枚も売れる超ベストセラーアルバムとなった。

チューブラー・ベルズ』のジャケット・デザインも印象的だった。トライアングルのように、ぐにゃりと曲がったチューブラーベル・・・これは何だ!と最初思った。とても楽器には見えなかったのだ。その後、「ポップス・イン・ピクチャー」で「チューブラー・ベルズ」のライブが放送されたとき、チューブラー・ベルズが実はNHKのど自慢のキンコンカンの鐘だったことに気づいて愕然としたことを思い出す(笑

超完璧主義者のマイク・オールドフィールドは、1992年から『チューブラー・ベルズ』を何度も作り直すことになるが、今回はそこには立ち入らない。いずれにせよ、『チューブラー・ベルズ』がプログレッシブ・ロックの新たな地平を開いたことは間違いない。

チューブラー・ベルズ』が好きだという友達に聞くと、決まって聞かれるのが「パート1よりパート2の方が好きだ」という意見。ワシもそうなのだが、特に「Peace」と「Bagpipe Guitars」のところがいい。このあとのアルバムのモチーフにつながっていくということで、マイク・オールドフィールドにとって重要な曲となっている「チューブラー・ベルズパート2)」の「セイラーズ・ホーンパイプThe Sailor's Hornpipe」をちょっとここで。

 ♪「The Sailor's Hornpipe」を聴いてみる。

チューブラー・ベルズ』から約1年後、1974年に発表された『ハージェスト・リッジHergest Ridge』は、フォーク、トラッド、ケルト音楽などを取り入れ、牧歌的空間を創り出している。ストリングスを取り入れるなど、音楽的な試みはいろいろと見られるものの、いろんなメロディーがコラージュ然としている『チューブラー・ベルズ』と比べると、『ハージェスト・リッジ』は平板で作り込み不足の印象は否めない。しかし音楽としてはいいし、“作り込み不足”と言っても他のアーティストから見れば驚異的なのだが、『チューブラー・ベルズ』と比較されてしまうのが悲しいところだ。

そして1975年に発表された『オマドーンOmmadawn』、“胎内回帰”をテーマとするまさに傑作アルバムだ。「胎内回帰をテーマ」というのは、ワシの感覚にすぎないのだが、「胎内回帰」ほどこの『オマドーン』を表す言葉もないと思う。懐かしい過去にいざなうトラッドの音色。原初の子守歌のように響く女性ヴォーカル。挿入されるアフリカン・ドラムは、まさに母胎の鼓動だ。そしてイギリス民謡「オン・ホースバックOn Horseback」での子供の歌声。心地よい揺りかごにゆられていく印象がある。

オマドーン』の構成は『チューブラー・ベルズ』に近いが、コラージュ然としている『チューブラー・ベルズ』と比較すると、『オマドーン』はかなり完成された印象を持つ。音楽的にも、当時珍しかったアフリカンドラムを導入したり、チーフタンズパディ・モローニによるイーリアン・パイプが加わったりと、かなり意欲的だ。そして見落とすことができないのは、サリー・オールドフィールドらによる女性ヴォーカル。やはり女性ヴォーカルがマイク・オールドフィールドのキーポイントなのだ。

オマドーン』から3年、1978年に発表された『インカンテイションズ呪文』――それはまさに「プログレ交響曲」とも言うべき傑作アルバムだ。この『インカンテイションズ』は、オーケストラと合唱団を担当したデビッド・ベッドフォードの協力が欠かせないが、マイク・オールドフィールドがじっくりと作り込んだ芳醇な香りに満たされている。そして注目すべきは、前面にフィーチャーされたマディ・プライアーをメインとする女性ヴォーカルだろう。女性ヴォーカルの色合いが、ケルトの森の奥から深海の叙情をたたえて響いてくる。この『インカンテイションズ』こそ、まさに初期マイク・オールドフィールドの「終着の浜辺」と言える。



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