YouTubeに蔓延するか?ラッセ・シンドローム
ラッセ・イェルツェン(Lasse Gjertsen)のヒューマンビートボックスと、キーボードクラッシャーのドイツ少年(Angry German Kid)のコラボ動画を見たとき、ラッセくんの影響力があまりに大きいことを思い知った。ラッセ・イェルツェンの動画の中で、特に取り上げられるのは、言うまでもなく「Hyperactive(たまらない活発さ)」と「Amateur(素人)」である。
このラッセ・イェルツェンの「Hyperactive」と「Amateur」は、ここ我龍待合室の「2006年ビデオ大賞はこれ!」でも取り上げたが、YouTubeの音楽ビデオに与えたインパクトはホントに大きい。楽器ができなくとも音楽にしてしまう、ラッセくんの音楽センスは抜群なのだが、微に入り細をうがつ動画編集が多くの人を魅了したのだろう。そしてラッセくんの動画に影響された動画はYouTubeなどで数多いが、それには次の特徴がある。
- 楽器演奏はほとんど弾けないか、素人レベル
- ストップモーションを使ったカットを編集して音楽化する
- 途中のカットでギャグを入れる
こうした特徴を持つ動画、これを「ラッセ・シンドローム(ラッセ症候群、Lasse Syndrome)」と、ワシは勝手に名づけた。そんなラッセ・シンドロームの音楽動画をここで2つ――1人の青年が奏でるアイルランドのジグ(Irish Jig)と、空き瓶を吹いて演奏するテトリスのテーマ(Blowing the Tetris Theme)。さてこのラッセ・シンドローム、はたしてどのくらい蔓延するのだろうか。。。
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