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2006年10月 9日 (月)

PiL:ニューウェイヴの雄

Public Image Ltd. : Second Edition New Wave #3.Public Image Ltd. : Metal Box

ロックは死んだ

ジョン・ライドンのこの言葉からニューウェイヴの門は開かれた。作られたパンクの虚像をぶっ飛ばし、商業主義に陥り形骸化したロックを葬り去ったジョン・ライドンが行き着いたところは、ニューウェイヴというロックの流れだった。ジョン・ライドンは、またしても制度化の迷宮に絡め取られることになる。

先を急ぐことなく、このメタル・ボックスを見るならば、そのアグレッシブな姿勢は評価されていい。先鋭的なパブリック・イメージの音は、まるでロックの墓碑銘を明らかにするように、我々の観念を切り裂いていく。・・・などとシリアスなノリで今回は始めてしまったが、それもジョン・ライドンに対する思い入れの強さなのか(笑

ワシがパブリック・イメージを聴いたのは、ファーストではなく、このセカンドが最初だった。これはワシのよくあるパターンで、流行を先取りするってことができず、いつも反応が鈍いがゆえにこうなってしまうんで、別に意図しているわけではない。このメタル・ボックスにはホント驚かされた。セックス・ピストルズのイメージしかなかったワシは、「え?え?ジョニー・ロットン?なに?」って感じだった。でもこのあたりのインパクトは、当時のリアルタイムでないとないのかもしれないとも思う。・・・あ、そうそう、当時ワシらは「PiL(ピル)」と呼ぶのはイモだし、「パブリック・イメージ・リミテッド」と呼ぶのは長すぎるので、「パブリック・イメージ」と呼んでいた。ここではその言い方を踏襲するので、よろしくね。

最初インパクトを与えたのは、ジャー・ウーブルの重いベースだった。その重い音色はロックを解体して、その破片を深い水の底に沈めていくようにも思えた。そこに、キース・レヴィンの神経質でフリーキーなギターと、マーティン・アトキンスの無機質なドラムがかぶるわけだが、何と言ってもジョン・ライドンだ。ジョン・ライドンのボーカルは、アジテーションのごとく、ラディカルな魂の叫びを発し、ロック・スターをずたずたに切り裂いていく。その歌詞においても、かつて「だまされた気分はどうだい」と言い放った、ジョン・ライドンのシニカルさは健在だ。まさに、イギリスならではのニューウェイヴのクールを体現していた。

Public Image Ltd. : Metal Box メタル・ボックスを聴いたあと、ファーストを聴いた。まだパンクを引きずっている嫌いのあるファーストと異なり、メタル・ボックスでは音の方向性がはっきりとしていることがわかった。こうした音の自信が、「できるだけいい音質で提供する」というメタル缶のコンセプトのつながっていくのだろう。そのころ、高価だったそのメタル缶を見上げては、「欲しいなぁ」と指をくわえて、よだれを垂らしていたワシを思い出す・・・って子供かワシは(笑

このあと、パブリック・イメージは「The Flowers of Romance」というすさまじい衝撃を残すことになるが、それについては稿を改めよう。



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